ビタミンB群の役割。

ここではパントテン酸と共に働くビタミンB群の紹介をしています。
代表的なものに、妊娠期に必須で有名な葉酸やビオチンなどが存在します。

ビタミンB群

ビオチン

パントテン酸とともにアトピー性皮膚炎の改善に役立つことで有名なビタミンです。
また、細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つ役割があります。
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葉酸

いまや世界的ビタミンとも言える葉酸は、妊娠初期(妊娠15週目まで)に特に重要で不足すると胎児の神経管閉鎖障害リスクが高くなると言われています。
日常においては、貧血の予防、動脈硬化の予防などに役立ちます。
葉酸の解説はこちら

パントテン酸

パントテンの基礎でも紹介しているとおり、ストレスと戦うホルモンの生成に関与しているため、ストレスの緩和に大事です。
また、血液中の善玉コレステロールを増やす働きや、アトピー性皮膚炎や口内炎の改善など様々な働きを持っています。

ナイアシン

糖質を代謝に大事なビタミンで、糖尿病の緩和に役立ちます。
血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、動脈硬化などを予防する栄養素としても注目されます。
また、欧米などでは20年以上前からナイアシンなどの栄養素を用いて統合失調症の治療が行われています。
ナイアシンの解説はこちら

ビタミンB1

体を動かすために、炭水化物などをエネルギーに変換するために大事なビタミンで、不足すると疲労物質である乳酸が蓄積されます。
ビタミンB1が、変換をスムーズにするため疲労回復に役立ちます。
また、抹消神経を正常に保つ働きもあることから、精神安定に役立ち、現代人には大事なビタミンと言われています。

ビタミンB2

エネルギー代謝に役立ち、その中でも特に脂質を燃焼させる働きがありますので、生活習慣病の予防やダイエットに大事です。
また、細胞生成過程で必要な栄養素であるため「発育のビタミン」とも呼ばれ、成長期の子供にはとても大切だと言われています。

ビタミンB6

タンパク質の代謝に大事なビタミンB6は、つわりや妊娠中毒症の緩和、月経前症候群を軽減に役立ちますので、女性に大事なビタミンとも言えます。
また、神経伝達物質の生成に必要な栄養素の中で、特に重要なビタミンB6は、老化防止にも役立つと言われています。
ビタミンB6の解説はこちら

ビタミンB12

葉酸と協力して、赤血球の生成に深くかかわっており、巨赤芽球性貧血と呼ばれる悪性貧血の予防・改善に役立ちます。
また、動脈硬化の原因の1つだと言われているホモシステインの代謝に、ビタミンB12が必要と言われています。
ビタミンB12の解説はこちら

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